UNISON SQUARE GARDENの『Revival Tour "CIDER ROAD"』のFC限定preview公演を観てきた。
会場はZepp DiverCity Tokyo。
UNISON SQUARE GARDEN Revival Tour "CIDER ROAD"
2021年8月5日(木)東京都 Zepp DiverCity Tokyo
※FC「UNICITY」会員限定preview公演
2021年8月10日(火)埼玉県 川口総合文化センターリリア
2021年8月13日(金)栃木県 宇都宮市文化会館
2021年8月18日(水)兵庫県 神戸国際会館 こくさいホール
2021年8月19日(木)兵庫県 神戸国際会館 こくさいホール
2021年8月24日(火)東京都 東京ガーデンシアター
2021年8月31日(火)北海道 Zepp Sapporo
https://unison-s-g.com/2021/ciderroad/
2013年の『"CIDER ROAD" TOUR 2013 ~4th album release tour~』の再現ツアー。今年4月~5月にかけて開催していた『Revival Tour "Spring Spring Spring"』に続き第2弾となるリバイバルツアーで、ファンクラブ『UNICITY』の会員向けにpreview公演が追加されたので先行で観てきた。
ちなみに、preview公演とは何ぞやという説明が斎藤氏からあったが、本来はツアーの後ろにくる追加公演を前の方に持ってきた、つまり何か楽しそうなツアーだから1本増やした程度の感覚だという。previewと言ってもいつも通りやります、みたいな。
とにかく全体的に濃密なセットリストで、ユニゾンを骨の芯までしゃぶり尽くしてしまったとしか思えないようなライブだった。「光のどけき春の日に」~「いつかの少年」のバラード連続配置とか今考えると珍しいかも。「クロスハート1号線(advantage in a long time)」が名曲過ぎる。個人的には「フルカラープログラム」大好きなのでまた聴けて嬉しかった。
MCパートでは斎藤氏が「CIDER ROADはビールだとプレモル、焼き肉だとカルビの部分、アイスだとハーゲンダッツ・・・」みたいな比喩表現をしていた。好きな人は好きだけど、そうでない人はちょっとウッってなっちゃう、的な意図らしい。確かに今思えばCIDER ROADの収録曲はどれも濃いと言っても過言ではない。(この日のセットリストもそうだが・・・!)ただ、悪くない胃もたれができるというか、この濃厚さもまた味わい深くて良い感じである。今後の公演でCIDER ROADの喩えはまた変えていくかもしれないとのこと。
「like coffeeのおまじない」直前のMCで触れられていたが、終盤は最後の曲が何曲も続いているかのような、"終わる終わる詐欺ゾーン"に突入した。もうこの曲で終わりかな?が5曲も続いたので、またしても完膚なきまでにやられた。勿論そうは言いつつも本編ラストの「シャンデリア・ワルツ」でしっかりと締める絶妙さ。
あと終盤、鈴木氏がステージ前方に投げつけた上着を田淵氏がジャンプで飛び越えて、斎藤氏が拾い上げて羽織って歌うみたいなことをしていた。愉快なバンドである。
『Spring Spring Spring』のリバイバルツアーに続いて、今回もまた平常運転で楽しいライブを観れたので大満足!東京ガーデンシアター公演に続く。
2021年8月5日(木)
UNISON SQUARE GARDEN Revival Tour "CIDER ROAD" preview セットリスト
01. to the CIDER ROAD
02. ため息 shooting the MOON
03. cody beats
04. ラブソングは突然に ~What is the name of that mystery?~
05. セレナーデが止まらない
06. Miss.サンディ
07. カウンターアイデンティティ
08. オリオンをなぞる
09. 光のどけき春の日に
10. いつかの少年
11. クロスハート1号線(advantage in a long time)
12. 箱庭ロック・ショー
13. フルカラープログラム
14. 場違いハミングバード
15. like coffeeのおまじない
16. crazy birthday
17. kid, I like quartet
18. リニアブルーを聴きながら
19. シャンデリア・ワルツ
<encore>
20. 君はともだち
21. ライドオンタイム
22. ガリレオのショーケース