豊崎愛生さんの2021年コンサート『Camel Back hall』東京公演2日目に参加してきた。昼・夜の2公演。
会場は中野サンプラザ。
LAWSON presents 豊崎愛生 コンサート2021 ～Camel Back hall～
【神奈川 神奈川県民ホール 大ホール＜追加公演＞】
・2021年7月17日（土）開場17:00/開演18:00
【東京 中野サンプラザホール】
・2021年7月24日（土）開場17:00/開演18:00
・2021年7月25日（日）
1回目：開場12:00/開演13:00＜追加公演＞
2回目：開場16:30/開演17:30
https://sphere.m-rayn.jp/contents/427005
6月にリリースされた4thアルバム『caravan!』*1を引っ提げての有観客コンサート。豊崎さんソロのコンサートを観るのはそれこそ2018年11月に舞浜アンフィシアターで開催された『AT living』以来なので、相当久しぶりのことである。まずはこうして豊崎さんのお歌を聴ける機会を設けていただいて感謝しかない。開催からほぼ2か月経ったが、今回はそのライブレポートである。
まずは昼公演から振り返ってみたいと思う。なお、緑色は各公演限定曲。
2021年7月25日（日）
LAWSON presents 豊崎愛生 コンサート2021～Camel Back hall～@中野サンプラザホール 昼公演 セットリスト
01. walk on Believer♪
02. music
03. リンゴのせい
04. TONE
05. ランドネ
06. さすらいの迷える仔猫
07. Cheers!
08. Alright
09. パティシエール
10. 何かが空を飛んでくる
11. マイカレー
12. MORNING:GLORY
13. See You Tomorrow
14. シャムロック
15. ライフコレオグラファー
16. ハニーアンドループス
17. それでも願ってしまうんだ
<encore>
18. 春風 SHUN PU
19. ソラソラ☆あおぞら
20. March for Peace
今回は"旅"をテーマしたセットで、ラクダが並んでいたり絨毯が敷いていたりと『caravan!』のイメージに近いステージとなっていた。
1曲目は「walk on Believer♪」でスタート。初手から好きな曲が。この曲のMVで豊崎さんが喫茶店でナポリタン食べているシーンがなぜかフラッシュバックしてしまった。
「リンゴのせい」明けのMCで豊崎さんから「皆さんお気付きかと思いますが、なんと本日カメラが入っております！」と言及された通り、この日は複数台のカメラが中野サンプラザホール内に配置されていた。まだ何になるかはこの時点では豊崎さんも知らないらしい。
そして今回、残念ながら発声できないので、拍手でみんなの想いを受け止めようということで拍手の練習。最後は『笑っていいとも！』みたいに締め。
「さすらいの迷える仔猫」明けのMC、昨日の公演終わりタクシーに乗って帰っている最中、運転手が突然「あっ！」と声を上げたと思ったら、「今日は月が綺麗ですね」と言われたという話。その後そこまで会話は続かなかったが、こういう他愛のない話とか、想いを共有することって大事だよねーとのこと。
「Cheers!」から「Alright」への繋ぎは良かった。今回、『caravan!』収録曲は勿論のこと、過去のアルバム収録曲からも選曲されているので、懐かしい曲が織り交ぜられた構成も嬉しかった。
豊崎さんの衣装の話も。世界中の様々な布を継接ぎしたパッチワークワンピースということで、『caravan!』にピッタリの衣装だった。あと、ここにきて、拍手だけでみんなが何を言おうとしているのかが分かるというスペックホルダー的な能力を豊崎さんが発揮しようとしていた。とりあえず最前列のお客さんに向かって「東京から来た？・・・あ、違う？(笑)」。スペックは！？
その後イエスなら2回手を叩きノーなら1回という感じでアンケート形式で二、三質問を投げかけていた。「豊崎さんちのニコちゃん可愛いな～」等の誘導尋問。
「パティシエール」は中野(日)昼公演限定楽曲。1stアルバム収録曲。これまた貴重。
「マイカレー」ではバンドメンバー+豊崎さんによるアコースティック演奏。バンマス平井さんが俺にもいつか誕生日企画やってくれ！と懇願していたり、豊崎さんが各自に好きなカレーのトッピングを聞いて回っていた。
「ハニーアンドループス」では勿論振りコピというか思いっきり踊ったが、夜公演ではさらに・・・。
「残すところあと1曲です・・・！」と満を持して披露されたアルバムリード曲「それでも願ってしまうんだ」で大団円を迎えることができた。まさに本編最後を飾るに相応しい楽曲。
アンコール2曲目では、これまた中野(日)昼公演限定楽曲。そしてまさかの「ソラソラ☆あおぞら」でちょっと待てぃ!!*2となった。唯一の"とよさきあき"名義の曲が聴けて感無量。歌い始めの《ONE! TWO! THREE!》で近くから「おぉー！」と発声禁止のはずなのに歓声が聴こえてきた気がするが、それぐらい度肝を抜かれたということか。
ラストは「March for Peace」。ミラーボールに照らされた会場でまた踊りながら終演。
続いて、夜公演。
2021年7月25日（日）
LAWSON presents 豊崎愛生 コンサート2021～Camel Back hall～@中野サンプラザホール 夜公演 セットリスト
01. walk on Believer♪
02. music
03. リンゴのせい
04. TONE
05. ランドネ
06. さすらいの迷える仔猫
07. Cheers!
08. Alright
09. タワーライト
10. 何かが空を飛んでくる
11. マイカレー
12. MORNING:GLORY
13. See You Tomorrow
14. シャムロック
15. ライフコレオグラファー
16. ハニーアンドループス
17. それでも願ってしまうんだ
<encore>
18. 春風 SHUN PU
19. letter writer
20. March for Peace
夜公演でもカメラ収録について触れていた。何らかの形でお届けできるとのこと。
MCでは、『caravan!』で最初にレコーディングした「TONE」の話に。人にやさしく、そして自分にやさしくしようと思えるような曲に仕上がったという。再び拍手のくだりで「東京から来た？」で再挑戦していたがあえなく失敗。これが『東京リベンジャーズ』ですか。
「Cheers!」の歌詞で"東京タワー"というワードがあることから東京タワーの話も。開幕したばかりのオリンピックでイルミネーションが綺麗なので、帰り見れる人は是非見ながら帰ってくださいと話していた。それにしても、「Cheers!」はミックスがとても良いので（CD音源にも音として入っているが）クラップが合うし、生演奏で聴くと心地よい。『caravan!』屈指のナンバーだと思っている。
東京タワーのフリがあった（？）ということで、中野(日)夜公演限定楽曲は「タワーライト」だった。
「マイカレー」前にバンドメンバー集合してのトークテーマは"皆さんの願ってしまうこと"だった。（健康は勿論ということでそれ以外で。）平井さんは中3と小4の二人の娘にこのままずっと反抗期がこないことを願ってしまうとのこと。洗濯物一緒に洗わないでと言われたらどうしよう・・・はなかなかのもの。
「ハニーアンドループス」は昼公演以上に振りコピの振り幅が大きくなってしまった。過去最高のプリプリ塩梅だった。1日に2回も豊崎さんと共にこの曲で踊れる時がくるとは夢にも思わなかった。
アンコール1曲目の「春風 SHUN PU」はみんなが心の声で歌えるように今回はサビを繰り返すバージョンでお届けしたらしい。
その後夜公演限定曲にいこうとしてグッズ紹介コーナーをやっていないことを思い出し、「あ！大事なこと忘れてた！」からの「さあ！ということで・・・」と思いっきり編集点を作る豊崎さん。
中野(日)夜公演限定楽曲となる名曲「letter writer」からの「March for Peace」でまたしても大団円を迎えて終了。
2公演とも声こそ出せなかったが、クラップ等で豊崎さんの曲をたっぷりと堪能できる素敵な空間になっていたと思う。
「それでも願ってしまうんだ」を生で聴いて、改めて『caravan!』では日常の中にある幸せの大切さを歌っているのだと思った。そして何より、明日もまたみんな元気に、幸せに過ごせますようにという祈りが込められている気がして、温かな気持ちになれた。
なお、本コンサートの7/25(日)中野サンプラザ最終公演の模様が9/24(金)19:00～配信されることが決定した。要チェック。私は自宅でまた「ハニーアンドループス」を踊りたいがためにグッズ付き配信チケットを購入・・・。本編終了後、アフタートーク（生配信！）もあるらしい。
余談だが、帰宅後はちゃんと『豊崎愛生と漫画とグルメ』*3の第3回をリアルタイム視聴した・・・！
