約束のカタコンベ

生活の記録

吉澤嘉代子「赤青ツアー2021」@東京・昭和女子大学 人見記念講堂

先日、吉澤嘉代子さんの「赤青ツアー2021」東京公演を観てきた。

会場は昭和女子大学 人見記念講堂。

 

f:id:purukogidon:20210404162245j:plain

f:id:purukogidon:20210404161943j:plain

f:id:purukogidon:20210404162015j:plain

 

吉澤嘉代子「赤青ツアー2021」

東京公演
日程:2021年3月24日(水)
開場/開演:17:30/18:30
会場:昭和女子大学 人見記念講堂

大阪公演
日程:2021年3月28日(日)
開場/開演:16:00/17:00
会場:NHK大阪ホール

 

ツアーとしては約2年ぶり、有観客のライブとしても2019年11月開催の『吉澤嘉代子のザ・ベストテン』以来なので久しぶりだった。

今回は3月にリリースされたばかりの5thアルバム『赤星青星』の発売を記念したライブで、アルバム収録楽曲を中心に披露された。

 

吉澤さんのライブは毎回テーマが一貫しているというか、一つの物語を紡いでいくかのような構成となっている。『赤星青星』は"恋人"がテーマ。今回の赤青ツアーでは特に"電話"が印象的だった。ステージ上に電話ボックスがあったり、よりどりみどりの電話が出てきたりと、こだわりを感じた。なかなか人と会える機会が少なくなってきている中で、人との距離を縮めるためのツールは色々あるけど、その始まりとなる電話って改めて良いなとシンプルに感じた。電話越しのMCは素敵。お客さん全員に、というよりは一人ひとりに話しかけて(通話して)もらっているかのような感覚だった。

 

セットリストは『赤星青星』収録曲は勿論のこと、「綺麗」や「運命の人」といった往年の曲も組み込まれていて良かった。「えらばれし子供たちの密話」のアレンジ最高。

とにかく「鬼」が鬼可愛かった。(曲フリの電話含めて。)思わず配信でも観てしまった。「リダイヤル」も心地よかった。

 

本編ラストの曲はやはり「刺繍」だった。《グッバイ ねえ おわかれの時が来たみたい》のフレーズがCD音源で聴く以上に響いて、本当にもう会えないんじゃないかと、まさか今生の別れじゃ・・・と思ってぎゅっと胸を締め付けられた。このライブが終わってほしくないという気持ちともシンクロして。

恋人って、必ずしも人である必要はないというのはちょっと救われた感じだった*1。人の数だけ恋人がいるのだ。

 

なお、最後の挨拶では日比谷野外音楽堂でのワンマンライブの再演*2が発表された。行きます。

 

f:id:purukogidon:20210406005220j:plain

f:id:purukogidon:20210406012511j:plain

f:id:purukogidon:20210406012517j:plain

 

2021年3月24日(水)
吉澤嘉代子「赤青ツアー2021」@東京・昭和女子大学 人見記念講堂 セットリスト
01. ルシファー
02. 綺麗
03. ユキカ
04. 運命の人
05. 鬼
06. 胃
07. ゼリーの恋人
08. リダイヤル
09. ニュー香港
10. グミ
11. えらばれし子供たちの密話
12. サービスエリア
13. 残ってる
14. 曇天
15. 流星
16. リボン
17. 刺繍
<encore>
18. らりるれりん

 

 

 
 
 
この投稿をInstagramで見る

吉澤嘉代子(@yoshizawakayoko)がシェアした投稿

 

おまけ

 
 
 
View this post on Instagram
 
 
 

A post shared by プルコギドン (@purukogi_don)

『赤星青星』のインターネットサイン会当たって嬉しかった。またいつか『女優姉妹』の時みたいに下北のヴィレヴァンあたりで対面でサイン会やってほしい。

*1:中盤でお客さんに「今何かに恋をしてますか?」と電話でお話するコーナーもあった。

*2:2020年5月に開催予定だったが敢え無く中止となっていた。