約束のカタコンベ

生活の記録

PS5はラチェット&クランク パラレル・トラブルのためにありました。

PS5の『ラチェット&クランク パラレル・トラブル』をクリアした。

 

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プラチナトロフィーも無事獲得したのだが、PS5初のラチェット&クランクは半端なく面白かった。ラチェクラシリーズとしてはPS4の『ラチェット&クランク THE GAME』以来5年ぶりの完全新作となるわけだが、PVで観ていたときの期待を全く裏切ることなく、最初から最後まで高揚感が続く作りで恐れ入った。まさにPS5で出るべくして出たゲームと言ったところ。

 

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SIE傘下スタジオのインソムニアックゲームズ*1が開発しただけあって、PS5のハード性能は勿論のこと、デュアルセンスの機能もフル活用していた印象。例えば、"アダプティブトリガー"ではR2トリガーを半分押し込んで照準を合わせる、全部押し込んで発射というようなガラメカ操作を実現していた。"ハプティックフィードバック"による幅広い振動パターンでガラメカごとの特徴が分かるのも凄かった。(ゲーセンに置いてあるいかついガンコンを触っている感じ。)

 

今回は、次元を行ったり来たりする迫力のゲーム体験。ラチェットと同じロンバックス族であるリベットという新キャラもプレイアブルキャラとして登場。もう一つの次元でのラチェット相当・・・という設定が絡んでくるストーリー展開がベタながら良かった。"クランクのもう一方"と含めて。シリーズお馴染みのキャラが別世界線で違う形で出てくるのにもニヤリとさせられた。

ゲームの性質的に一本道でもまあまあ・・・と思っていたけれど、そんなことはなく、PS2時代の1~3のように自由に惑星を巡って探索するスタイルなのは嬉しかった。ガラメカのアップグレード方式もそうだけど、 『THE GAME』で良かった部分をしっかりと踏襲していたのはポイント高い。しかもPS5のハイスペックっぷりをここぞとばかりに見せつけるかの如く、今回は過去最大級に広大なステージがあって楽しかった。

 

ちなみに、シリーズの最強武器"ランチャーナンバーエイト"の系譜となる「RYNO 8」もバッチリと健在だった。各惑星でスパイボットという収集要素を全て集めるとマダムズーコン(ガラメカショップ)から無償で貰える。

 

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最早ミサイルを発射とかではなく、エネルギー弾で次元を断裂させてビッグバンを起こすという常軌を逸した武器。基本的に全てを一瞬で無に帰す威力でビビった。しかも次元の切れ目からは恐竜とかが降ってくる。あるとき使ったら『ジャック×ダクスター』のジャックが突如出現するという謎のサプライズもあって笑った。

 

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ちなみに、2周目(チャレンジモード)では各ガラメカをΩ武器として買えるようになるのだが、「Ω RYNO ∞」という名前からして邪悪なRYNOのΩバージョンも売っていた。ボルトが全く足りず買えなかったが、その破壊力はもう想像するまでもなさそう。

 

とにかく、PS5をここからどんどん盛り上げていくぞ!と狼煙を上げるに相応しい一作だった。そしてその役割をラチェット&クランクが担っているというのも感慨深い・・・!4K60fpsレイトレーシング有でプレイするラチェクラは圧巻。PS5を手にした暁にはまずプレイして間違いないタイトルでしょう。

 

【PS5】ラチェット&クランク パラレル・トラブル

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*1:PS5ロンチタイトルとなった『Marvel's Spider-Man:Miles Morales』も同スタジオが手掛けた。それとこれを考えると驚異の開発スピードと言っても過言ではない。