先日『ラチェット&クランク THE GAME』をクリアしたがなかなか面白かった。
PS4初のラチェクラ作品ということで買わずにはいられなかった。
2002年発売のシリーズ1作目をベースに新たな解釈で作り直されており、リメイクというよりは"リブート"的位置づけな作品となっている。
言わずもがな、グラフィックは本当に凄まじく綺麗になっていて、ガラメカでドンパチするのが醍醐味のこのゲームにとっては有り難い進化である。14年前PS2でプレイしていた時の自分もまさかこうなるとは思っていなかっただろう。
そしてガラメカのアップグレード要素に関しても、過去作のように使えば使うほど熟練度が上がっていくのに加えて、ラリタニウムなるアイテムを使用してのカスタマイズもあるので楽しい。連射速度や最大弾数など、武器ごとに好きなタイミングで強化していけるし自ずとガラメカへの愛着も湧いてくる。
一通りプレイしてみて、「あーこんなステージあったな」と懐かしい気分にもさせてくれたが、オリジナルから削られていたステージがいくつかあったので全体的なボリュームはやや少なめだったのは惜しかった。小汚い下水道のところとかなくなってた。
ストーリーも結構弄られていて、ラチェットとクランクの友情物語というよりはガラクチックヒーロー達の物語といった印象を受けた。意外と大胆な改変である。
色々と物足りない部分はあったが、PS4初のラチェクラだしまあしょうがないかな。次回作ではもっとステージ数を増やして、クリアまで相当根気が要るってくらいに大ボリュームな作品にしていただきたいと思う。
ちなみに、シリーズ伝統の最強武器は今作でも健在。
"RYNO"という名称だが、これを譲ってくれる例の怪しい裏取引人(CV:藤原啓治)は思いっきり"ランチャーナンバーエイト"と呼んでいた。なお、ホロカードのRYNOシリーズを全て集めることで入手できる。
最強武器の名に恥じないチート級の威力なので、パワープレイするにはうってつけのガラメカである。ゴールデンボルトも全て集め終わって無限弾薬・無敵モードができるようになったし、もう向かうところ敵なしだ。
ちなみに、RYNOでラスボス戦に挑んだら30秒足らずで撃破成功したので参考までに。
14年前のPS2版でも同じようにランチャーナンバーエイトでラストバトルに挑んで一瞬で終わらせたので、何だか感慨深いものがある。14年越しのラスボス瞬殺である。
【PS4】ラチェット&クランク THE GAME PlayStation Hits
- 出版社/メーカー: ソニー・インタラクティブエンタテインメント
- 発売日: 2018/07/26
- メディア: Video Game
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