約束のカタコンベ

生活の記録

星野源のオールナイトニッポン「星野源しか出ない夏フェスinいつものラジオブース」【備忘録】

昨夜放送の『星野源オールナイトニッポン*1での特別企画、
"2時間生演奏!星野源しか出ない夏フェスinいつものラジオブース"が最高だった。

 

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いつものバンドメンバー*2を、いつものラジオブースに楽器と共に集め、ラジオで夏フェスをやっちゃおうじゃないかという星野さんらしい粋な企画。

今回の放送でも「来週の星野さん」「豚野郎!」「夜の国性調査」といった番組恒例コーナーは健在。しかもBGMが全て生演奏になるというゴージャス仕様に。「サザエさん」や「何も言えなくて…夏」をノリノリで歌う男がそこにはいた。

君は薔薇より美しい」演奏時はスペシャルゲストとしてニセ明さんが登場した。星野さんと二人で掛け合いをするところなんてまさにラジオならではのもの。ニヤリとさせてもらった。

あと、「桜の森」はやっぱりラジオだと映える。カッコ良過ぎる。

他にも、「SUN」冒頭のアナログシンセ音をビィ~と口で言ったり、寺坂さんの口上からアンコール曲である「Friend Ship」に入ったりとか良かった。

 

音声だけのラジオだからこそ成し得た今回の夏フェス。とにかく楽しかった。その熱い歌声と演奏は、きっと全国のチェリー席・ピーチ席*3に届いたことだろう。

またいつか、こんなフェスをやってくれたら嬉しいな。

 

 

2016.8.22 O.A. 星野源オールナイトニッポン第21回
2時間生演奏!星野源しか出ない夏フェスinいつものラジオブース
セットリスト
01. 化物
02. 地獄でなぜ悪い
03. くだらないの中に
04. Snow Men
05. 君は薔薇より美しい
06. 桜の森
07. SUN
<encore>
08. Friend Ship

*1:ニッポン放送にて毎週月曜日25:00-27:00放送。

*2:ドラム:伊藤大地、ベース:伊賀航、ギター:長岡亮介、ピアノ:櫻田泰啓

*3:"チェリー"も"ピーチ"も星野源ANN内での隠語的なアレ。詳しくは番組を聴こう。

相坂優歌『セルリアンスカッシュ』インストアイベントに行って来た

今日は相坂優歌さんの2ndシングル『セルリアンスカッシュ』のインストアイベントに参加した。

以下、開催概要。

 

ゲスト:相坂優歌
開催日:8月6日(土) 集合:18:00 開演:18:30
開催場所:アキバソフマップ1号店8F
集合場所:アキバソフマップ1号店7F
内容:ミニライブ&ポスターお渡し会
定員140名様
入場方法:整理番号順入場・座席フリー

 

この日はタワーレコード新宿店でもインストアイベントがあったらしく、そこから回して来た人が多数いた模様(挙手制)。

ミニライブでは「セルリアンスカッシュ」とそのc/w曲である「Dependence」を2曲続けて披露。どちらも本人が作詞を手掛けた熱い曲。

「セルリアンスカッシュ」の2番サビあとの間奏でワンフレーズに合わせて「Foo~」とコールを入れてね!的な指令が相坂くんから出されたので皆でやっていた。盛り上がった。

ライブ中はサイリウム・ペンライトを振っている人が多かった印象で、僕もスカイブルーっぽい色のやつを常時掲げていた。

 

ポスターお渡し会では一言何か伝えられる程度の時間はあったので、

プルコギドン先生「ソフィーのアトリエ最高でした!応援してます!」

相坂くん「ありがとうございま~す!」

という感じで終了。間近で見る相坂くんは可愛かった。

 

この暑さ厳しい8月は是非「セルリアンスカッシュ」を聴いて乗り切ろう。

ちなみに、"プルコギドン先生"なんてのは『相坂くんのリトマス紙』*1にあやかったということで一つよろしくお願い致します。

さて、相坂くんから貰ったポスター飾るか。

 

 

セルリアンスカッシュ (DVD付初回限定盤)

セルリアンスカッシュ (DVD付初回限定盤)

 

 

*1:文化放送 超!A&G+にて毎週火曜日16:00~16:30放送。

醒めない / スピッツ ディスクレビュー「覚えていてくれた」

7月27日に発売したスピッツの15thアルバム『醒めない』。聴いてます。

 

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この癒し系?なジャケットとは裏腹に、エネルギーで満ち溢れた一枚に仕上がっている。表題にもなった1曲目の「醒めない」の力強さたるや。スピッツはまだまだやる気満々なんだなと思わせてくれる。

そんなエネルギッシュな曲の後に緩やかに「みなと」が流れ始めるので、シングルのときとはまた違った聴こえ方をする。より前向きな感じである。

 

「子グマ!子グマ!」は曲名からして意表を突かれた気分になるが、実際聴いてみると曲の入り方含め面白い作りで好きだ。

「コメット」「ヒビスクス」はシングル曲として出されても遜色のないクオリティの高さ。聴き入ってしまう。

皮肉の込められた歌詞が印象的な「グリーン」やちょっと新しい音像の「SJ」も良い。

ラスト、「こんにちは」という曲で締めるところもスピッツらしいし、始めの「醒めない」から絶妙な流れが出来上がっていると思う。

 

曲としても収録されているが、ジャケットの架空生物「モニャモニャ」はこのアルバムを彩る言わばマスコットキャラクターである。しかもジャケット裏には小さいときの"その子"を笑顔で抱きかかえる女性のワンショットが載っている。ある時再会したらこんなに一回りも二回りも大きくなってました・・・!なんていう驚きや感動が、彼らのロックへの情熱、もとい『醒めない』のテーマとして通ずるものがある。

3年ぶりに解き放たれた一枚は本当に熱いものだった。スピッツへの熱だってまだまだ醒めないぜ。

 

醒めない(初回限定盤)(Blu-ray付)

醒めない(初回限定盤)(Blu-ray付)

 

 

色々ディスクレビューするやつ【2016年7月12日】

みなと / スピッツ

みなと

みなと

 

7月27日発売の15thアルバム『醒めない』が待ち切れないので最近またよく聴いているが、本当に素晴らしい。この曲だけでアルバムへの期待も自ずと高まる。

スピッツにとっては3年ぶりのシングルだったが、ここにきて原点回帰的な曲を作り上げたと思う。流石。Aメロもサビも関係なく、全編心地良いメロディー。歌詞に関しても相変わらず言葉選びが上手い。"錆びた港で"なんてフレーズを使うバンドはスピッツしかいないだろう。

c/w曲「ガラクタ」もまた面白い曲。

 

Dr.Izzy / UNISON SQUARE GARDEN

Dr.Izzy (初回限定盤)(CD+2 LIVE CD)

Dr.Izzy (初回限定盤)(CD+2 LIVE CD)

 

UNISON SQUARE GARDENの6thアルバム。

「シュガーソングとビターステップ」のスマッシュヒットで一躍有名になった彼ら。そこから果たしてどういったアルバムを仕上げてくるのだろうかと期待と不安を抱えつつ聴いてみたが・・・すごく良い。やはりこの人達の音楽はぶれなかった。

歌詞は今まで以上に意味不明になっているが、そんな遊び心がたまらない。

「アトラクションがはじまる(they call it “NO.6")」や「mix juiceのいうとおり」など、打倒シュガーソングと言わんばかりのシングル級の楽曲も仕込まれており何度も聴きたくなる。というか全曲必聴。

ロックバンドがいつも通り音楽を楽しんでいるのが伝わるアルバムで、聴き手としてもとてつもなく楽しい。初回限定盤の2枚組ライブCDも最高。

 

It’s my CUE. / 田所あずさ

It’s my CUE.(通常盤)

It’s my CUE.(通常盤)

 

前作とは打って変わってロックテイストを強めた2ndアルバム。

勢いがある反面、アルバムとしては大味な構成になっている気がする。表題曲「It’s my CUE.」とシングル数曲が浮いていてどうしてもぎこちない流れに。もしかしてボーカルが伴奏に競り負けている?「純真Always」のc/w曲「孤独な惑星」の方がずっと聴きやすかった(この曲は収録されていない)。

掻い摘んで聴くには良さそうだが、アルバムとしては散漫な印象だった。ライブで完成させることを想定して作ったとしても、それはそれで鼻につく。

 

ブラッドサーキュレーター / ASIAN KUNG-FU GENERATION

ブラッドサーキュレーター

ブラッドサーキュレーター

 

アジカンの新曲。『NARUTO-ナルト-疾風伝』OPテーマ曲。

中村佑介氏によるジャケットがまずカッコいい。

YouTubeで事前公開されていたショートバージョンを聴いた段階ではそこまでピンとこなかったが、フルサイズで聴いてみると一気に気持ち良くなった。鼓動が一気に高鳴る感覚がある。

インパクトがないようであるような、そんな絶妙なメロディーが次第に癖になる。ドラムの力強さは今作でも健在で、後半にかけての盛り上げ方もアジカンらしい。

ギターの喜多建介氏が歌うc/w曲「八景」もまた違ったテイストで良い。

az you like... / 井口裕香 ディスクレビュー「君といたら...」

先週水曜日発売の井口裕香さんの2ndアルバム『az you like...』を聴いている。

 

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口笛の印象的な「shakedown」で"慣らし運転"をしつつ、アルバム全体を牽引するに相応しい2曲目の「GREEN ROAD」へ。この爽快感に惹き込まれて一気に最後まで聴ける。図らずも青空の下をオープンカーで駆ける彼女の姿が浮かんでしまう(これは初回限定盤付属DVDの特典映像のせい)。韻の踏み方も心地良い。

 

アルバムタイトルの『az you like...』には「井口裕香の全てを知ってほしい」という想いが込められており、キュートな面からシリアスな面まで様々な角度で見せてくれる。激情に駆られるように歌う「リトルチャームファング」やメッセージ性の強い「変わらない強さ」は、先述のアルバムのコンセプトの中で上手く落とし込まれており、シングル曲だから浮いているなんてことはない。

 

謡曲チックな「Hey World」と「ピリオドのない雨」がそれぞれ3・8曲目に配置されているなど、全体的に緩急のつけ方が絶妙で落ち着いて聴ける点も良い。

「YOU!!!」でこのアルバムの大団円を迎えても十分満足できるくらいだが、最後の最後に本人作詞による「おやすみなさい」を挟んでくるところがまたニクい。一日の終わり、流れ星に願いを託すひと夏の思い出的ナンバー。あと添い寝のイメージ。耳元で囁くような歌い方で本当に癒される。特にラスト、今にも寝落ちしそうな、か細い"おやすみなさい"が最高。

 

井口さんの魅力がたっぷりと凝縮された至極の一枚。君といたらどこへでも行ける。

 

www.youtube.com

星野源『Live Tour ‟YELLOW VOYAGE”』Blu-ray

星野源『Live Tour ‟YELLOW VOYAGE”』のBlu-rayを購入した。

 

Live Tour “YELLOW VOYAGE

 

今年1月から3月にかけて開催した自身最大の全国ツアー「YELLOW VOYAGE」より、最終日・大阪城ホール公演の模様をパッケージ化したもの。

 

WOWOWの先行放送*1でもなかなか楽しめたが、そこでカットされていた数曲が収録されているので、ある意味完全版と言える。恒例のオーディオコメンタリーも入っているので映像パッケージとしても申し分ない。

初回限定盤封入の特製ブックレットも読み応えあり。

観ているだけで体を揺らしたくなるような、そんなダンサンブルなステージを自宅でじっくりと堪能できる。

 

何と言ってもDISC2に収録のツアードキュメンタリー「踊る、今」は必見の内容。貴重なバックステージの模様も楽しめる。ニセ明へのインタビューで笑っていたら、最後の方は結構グッときてしまった。やられた。今回も山岸監督いい仕事してます。

 

www.hoshinogen.com

*1:WOWOWライブにて2016年5月3日放送。約2時間構成。

ハチミツ / スピッツ ディスクレビュー「裸で跳ねる」

最近はもっぱらスピッツの曲を聴いていて―――というつい2日前の記事と同じ出だしでいきたいと思うが、本当にスピッツは素晴らしいアルバムが多く、それぞれに独自のカラーがあるので飽きがこない。

そんなスピッツのアルバム史を語る上で欠かすことのできない一枚がある。

1995年発売の6thアルバム『ハチミツ』である。

 

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スピッツの名を一躍世間に知らしめることとなった大ヒット曲「ロビンソン」と、その勢いのままリリースしてスマッシュヒットを記録した「涙がキラリ☆」がシングルとして収録されている。

 

スピッツのアルバムの中でも比較的メジャーというか、シングル曲だけでは知り得ないスピッツ本来の持ち味を堪能するにはうってつけの一枚である。トリッキーなリズムの1曲目「ハチミツ」から小気味良く始まって、そのまま最後の「君と暮らせたら」まで一気に聴ける。

特に「愛のことば」は元々シングル曲候補だったこともあってか完成度が非常に高い。その幽玄な世界観に魅了されつつ毎回聴き入ってしまう(後にドラマの主題歌*1としても採用された)。

 

それ以外にも、「歩き出せ、クローバー」「あじさい通り」「グラスホッパー」など、ポップもロックも様々な角度から掻き鳴らすその手腕の高さには唸らされる。全曲シングルとして打ち出しても遜色のないクオリティで、ある意味後半に配置されている「ロビンソン」ですら霞んでしまうくらいの包容力がこの『ハチミツ』にはあると思う。

ベストアルバムに限りなく近いスピッツの金字塔的作品。最高です。

*1:フジテレビ系ドラマ「あすなろ三三七拍子」(2014年7月クール)

名前をつけてやる / スピッツ ディスクレビュー「強がりながら」

最近はもっぱらスピッツの曲を聴いていて、むしろこちら側が"犬"になるんじゃないかってくらいなのだが、とにかくいいアルバムが多いバンドだと思う。

私が特に好きなアルバムが、1991年発売の2ndアルバム『名前をつけてやる』。

 

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この小太りな猫が映るサイケデリックな雰囲気のジャケットからして最高だ。

まだ「ロビンソン」や「チェリー」でヒットを飛ばす前の毒々しいスピッツの魅力が詰まっている。

 

「ウサギのバイク」で軽やかに始まって、一気に「プール」まで駆け込み、そこからまた妖艶なものを見せ付けつつ「魔女旅へ出る」で走り抜けていくイメージ。何という完璧な流れ。全11曲の構成も狙ってやってるんじゃないかと思えるほどに絶妙である。全ての曲が堂々としているので飛ばせる曲がない。というか1曲でも欠けたらこのアルバムは成立しなくなると思う。

やっぱり、『名前をつけてやる』というアルバム名含め、全体的に強がっているのだろうか。何にせよこの青臭い感じがたまらなく良い。それでいて隙のないサウンドを鳴らしてくる完成度の高さたるや。これぞスピッツの真骨頂。

 

妄想が入り混じったデンジャラスな歌詞を爽快に、そして高尚に歌い上げているところも本当にニクい。

ロマンチックで変態チックな、スピッツ初期の名盤です。

能登有沙「おやすみ星」発売記念インストアイベントに行って来た

6月19日、日曜日の夜。タワーレコード池袋店で開催された能登有沙さんのインストアライブに参加してきた。6月15日にリリースされたばかりのニューシングル「おやすみ星」を引っ提げてのイベントで、18時からスタートした。観覧はフリーということもあってか、リハーサルをやったあたりから結構人が集まっていた気がする。

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一緒に濡れるぞ!Mr.Children Stadium Tour 2015 未完を観る。

Mr.Childrenが昨年夏に開催した「Mr.Children Stadium Tour 2015 未完」が満を持してBlu-ray/DVD化された。早速購入した。

 

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今作には昨年9月6日開催の横浜・日産スタジアム公演の2日目が収録されている。

私が参加したのはその前日の公演だったので、2日目の豪雨の中で渾身のパフォーマンスを披露するMr.Childrenの姿を映像で観れたのは嬉しかった。

 

全28曲、3時間半という長さで圧巻のスタジアムライブを堪能することができる。

次第に雨足が強くなっていく悪天候をいいハプニングと捉え全力で声を弾ませる桜井さん、そしてそれを盛り上げるメンバーの演奏と、最後まで目を離すことのできないMr.Children史上伝説のライブになったと言っても確かに過言ではない。

降りしきる雨がこれほどまでにライブの奇跡的な要素の一つになるとは。桜井さんがスライディングする場面が印象的だった。

 

アンコール明けの「I wanna be there」で観客が一斉にスマートフォンをライト代わりに照らす一幕も映像で観ると壮観である。一人ひとりが光を掲げる中での演奏はなかなか貴重だと思う。

しかもその後の「overtrue~蘇生」「fantasy」「Tomorrow never knows」「innocent world」の怒涛の流れはもう我々を骨の髄までしゃぶり尽くす気か!とまで思わせてくれる。

 

映像も精鋭のチームが手がけているだけあり、全編通して演出へのこだわりを感じる。「CHILDREN'S WORLD」での若かりし頃のMr.Childrenの映像を重ねる演出や、「Starting Over」でのフラッシュバックなど、観る度に発見がありそうである。

ライブ映像作品ではあるが、映画を観たかのような迫力と充実感を覚えることだろう。

 

改めてMr.Childrenは凄いバンドだということを実感した。至高のライブビデオになったのではないかと思う。

とにかく、Mr.Childrenが音楽に込めた情熱を余すところなく感じ取ってもらいたい。私は一人部屋で鑑賞したが、画面からの熱気で室内温度が一気に上昇したので参考までに。

ちなみに、BONUSには隠しチャプターが存在し、BGMが鳴り止むまで待機していると出現する。4分程度だが、微笑ましいものが観れると思う。面白かった。

 

Mr.Children Stadium Tour 2015 未完 [Blu-ray]

Mr.Children Stadium Tour 2015 未完 [Blu-ray]

 

 

P.S.

エンドロールで、この未完ツアーの後に行われた2マンZeppツアーの東京公演の模様をほんの少しだけ観ることができた。ミスチルとアジカンの対バンライブの際には映像収録のカメラが入っていたのだと思われる。・・・ということは全部撮ってある?えっ、あの、それも何とか映像化してください!

Re:Re: / ASIAN KUNG-FU GENERATION ディスクレビュー「過去と対峙する」

今週水曜日に発売したASIAN KUNG-FU GENERATIONのニューシングル「Re:Re:」が素晴らしくてヘビロテが止まらない。

元々は2004年に発売した2ndAL「ソルファ」収録曲で、12年の歳月を経てセルフカバー。フジテレビ系・ノイタミナ「僕だけがいない街」のオープニング曲にも採用されている。

 

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このシングルカットされた「Re:Re:」は、イントロが長めのライブバージョン*1を彷彿とさせるアレンジとなっている。ライブバージョンでダイレクトにスタジオ収録したような形だろうか。演奏時間も5分台となり聴き応えが増した。

 

「Re:Re:」はオリジナル版も何度も聴き込んだが、このセルフカバー版もなかなか新鮮味があるし、改めて楽曲の完成度の高さを感じる。

しかも今回は久しぶりの中村佑介氏によるジャケットである。「ソルファ」やその収録シングル曲のジャケットを想起させるもので、これぞアジカン!と唸ってしまった。

 

「僕だけがいない街」のOP曲というタイアップもピッタリだと思う。"過去と対峙する"という楽曲のテーマと作品の世界観が絶妙にリンクしている。TVサイズで何度も耳にすると、きっとフルコーラスで聴きたくなるはずだ。

 

今秋の「ソルファ」の再録についても非常に楽しみである。

オリジナルと聴き比べてみるのもまた一興かも。

 

Re:Re:(初回生産限定盤)(DVD付)

Re:Re:(初回生産限定盤)(DVD付)

 

 

*1:「フィードバックファイル」に収録されている。

星野源 LIVE TOUR 2016 "YELLOW VOYAGE"追加公演@日本武道館 ライブレポート

今日は『星野源 LIVE TOUR 2016 "YELLOW VOYAGE"』の日本武道館公演を観て来た。ツアーは来週の大阪城ホール公演をもって終幕となる。

 

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※以下、セットリストなどのネタバレがあります。ご留意ください。

 

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