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約束のカタコンベ

通り過ぎた道はすでに 僕の中じゃどうでもいいこと

2016年夏~秋クールアニメを振り返る【感想】

恒例のアニメ振り返り企画。そして忘れないうちに書いておくシリーズ。

タイミングとしてはだいぶ今更になるが、昨年の夏~秋クールにかけて放送されたアニメについて振り返っておきたいと思う。要するにただの個人的感想です。

まずは2016年夏クール。

 

ReLIFE

WEB漫画「comico」連載作品のアニメ化。27歳にして職のない主人公が社会復帰プログラム「リライフ」に参加し、もう一度高校生としてやり直すというお話。

個性豊かな登場人物達が、試験や部活、恋愛にと高校生活を謳歌する様は青春を感じさせてくれて良かった。千鶴さんは一体何者なんだ。

エンディングで90年代のヒット曲を週替わりで流す試みは、時折本編に合わないところがありつつも懐かしくて面白かった。

原作未完のためか、やや中途半端なラストではあったが、観終わって爽やかな気分になれる作品だった。

 

orange

土屋太鳳主演で実写映画化もされた少女漫画のTVアニメ版。

後悔しないようにと10年後の自分から届いた"手紙"を元に、転校生の翔を救うストーリー。

全体的に良い話っぽく見せてきたが、如何せん主人公の菜穂に感情移入しづらかったのが難点。そもそも、結婚して子供もいる状態の10年後の回想シーンから開幕するのも何かアレだった。翔くんは翔くんで途中からただのアホ(辛辣)みたいに映ってくるので気の毒だった。

最終回はフワッとした終わり方でどうぞ皆さんお幸せに・・・とそっと思った。ちなみに最終回は1時間スペシャルでキャスト陣による謎の座談会が後半放送されたけど、あれは一体何だったんだ。

高橋優のOP曲は良かった。コブクロは・・・。

 

魔装学園H×H

角川スニーカー文庫ライトノベル原作でOP・EDが野水いおりというある意味役満のようなアニメなので観ざるを得なかった。

まあその、バトルアニメの皮を被ったピンサロアニメ的なアレ。地上波放送版は尋常じゃないくらい画面に閃光が飛び交う規制っぷりなので笑ってしまった。

とりあえず段々観ていると前フリとかいいから早く本番行為を見せてくれという境地に達しそうで危なかった。

普段真面目で責任感強いけど感じるときは感じちゃう姫川ハユル好き。

2期やる気満々のto be continuedラストだったが果たして・・・。

 

NEW GAME!

言うまでもないかもしれないが、真剣にお仕事ものアニメとして観てしまったら最後、という内容だった。『GJ部』『未確認で進行形』でおなじみ動画工房による美麗なアニメーションは流石だった。OP・ED曲は元気あって良かった。

ただ、夏休み云々のあたりは退屈のあまり早見再生してしまった。

桜ねねとかいうキャラが終始うるさすぎてヤバかった。

 

アンジュ・ヴィエルジュ

最早美少女キャラ達が温泉に入るシーンか日向先輩が闇に堕ちてしまうシーンしか思い浮かんでこないが、なぜか最後まで観てしまった。

紆余曲折ののち、みんな絆を取り戻すことができたね!という感じで物語は幕を閉じたが、正直毒にも薬にもならない終わり方ではあった。終盤なんかの装置の接続でドリームキャスト(本物)を使ってたところは良かったと思う。そういやセガコンテンツだったな。

 

ダンガンロンパ3 −The End of 希望ヶ峰学園−

大人気ゲーム『ダンガンロンパ』シリーズのストーリーに一区切りつけるための完全新作アニメ。新キャラが多数登場する"未来編"と『スーパーダンガンロンパ2』のキャラを中心とした"絶望編"をそれぞれ毎週放送するという試みはよくやったと思う。

当然原作であるゲームを2作ともプレイしていないとストーリーを把握するのは困難で、制作側もそのつもりで作っていたのかと思われる。

結論から言うと、『ダンガンロンパ』のファンアイテムどころかアニメとしても粗雑な作品に留まってしまった。醍醐味であるはずの駆け引きや心理戦といったものは毛頭無く、淡々とデスゲームが行われる味気なさ。毎回の考察は盛り上がったとは思うが。

未来編に至っては、ファンサービスのつもりがストーリーの辻褄を合わせようとするあまり、七海が何も考えないで行動しているように映ってしまう始末。七海に関してはゲームでは好きだったがアニメでは嫌いになった!という人が出てきてもおかしくない内容。

最終話である"希望編"のラストで流れた例の名曲のせいで不覚にも色々許すかという気持ちになったが、一応の『ダンガンロンパ』の完結編がこれってやっぱりやり切れない。洗脳って・・・。

 

次に2016年秋クール。

 

ガーリッシュナンバー

声優業界に焦点を当てたアニメ。『やはり俺の青春ラブコメはまちがっている』の作者・渡航氏による原案。

声優業界と言っても、華やかさではなく裏側のゲスい部分を恥じらいもなく炙り出すような描写が多くてついつい観てしまった。このアニメは主人公・烏丸千歳のネットのサブカル層に受けそうなキャラが功を奏したと思う。

いい意味で開き直ったクソアニメ。

千歳の衣装が毎回同じことに関しての種明かしが面白かった。

 

Lostorage incited WIXOSS

トレーディングカードゲームを題材としたアニメ。TCGの販促アニメぐらいの認識ではあったが最後まで楽しめた。CV井口裕香目当てではあったが。

カードバトルを抜きにしても、一つの人間ドラマとして見応えはあったかなと思う。ダークな世界観と相まって、シリアスな物語が最後まで展開されたので心休まる瞬間がほぼなかった気がする。どうしてこの子たちはこんなに残酷な運命を背負わなければならないのか・・・と。

毎回名言(?)が飛び出すのも面白かった。「虫唾が走る!!!!!」と千夏(CV:井口裕香)が一蹴するところとかマジでビビった。

最終的にはすず子と千夏の笑顔に救われたので観たかいはあった。