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約束のカタコンベ

春一番よりもセンセーション

醒めない / スピッツ ディスクレビュー「覚えていてくれた」

7月27日に発売したスピッツの15thアルバム『醒めない』。聴いてます。

 

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この癒し系?なジャケットとは裏腹に、エネルギーで満ち溢れた一枚に仕上がっている。表題にもなった1曲目の「醒めない」の力強さたるや。スピッツはまだまだやる気満々なんだなと思わせてくれる。

そんなエネルギッシュな曲の後に緩やかに「みなと」が流れ始めるので、シングルのときとはまた違った聴こえ方をする。より前向きな感じである。

 

「子グマ!子グマ!」は曲名からして意表を突かれた気分になるが、実際聴いてみると曲の入り方含め面白い作りで好きだ。

「コメット」「ヒビスクス」はシングル曲として出されても遜色のないクオリティの高さ。聴き入ってしまう。

皮肉の込められた歌詞が印象的な「グリーン」やちょっと新しい音像の「SJ」も良い。

ラスト、「こんにちは」という曲で締めるところもスピッツらしいし、始めの「醒めない」から絶妙な流れが出来上がっていると思う。

 

曲としても収録されているが、ジャケットの架空生物「モニャモニャ」はこのアルバムを彩る言わばマスコットキャラクターである。しかもジャケット裏には小さいときの"その子"を笑顔で抱きかかえる女性のワンショットが載っている。ある時再会したらこんなに一回りも二回りも大きくなってました・・・!なんていう驚きや感動が、彼らのロックへの情熱、もとい『醒めない』のテーマとして通ずるものがある。

3年ぶりに解き放たれた一枚は本当に熱いものだった。スピッツへの熱だってまだまだ醒めないぜ。

 

醒めない(初回限定盤)(Blu-ray付)

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