約束のカタコンベ

生活の記録

星野源 DOME TOUR 2019『POP VIRUS』ナゴヤドーム公演1日目 ライブレポート

星野源 DOME TOUR 2019『POP VIRUS』のナゴヤドーム公演1日目に参加してきた。

 

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※当記事ではセットリストをはじめとするライブ内容のネタバレを含みます。

 

星野源 DOME TOUR 2019『POP VIRUS』
2019年2月2日(土)大阪府 京セラドーム大阪 16:00 OPEN / 18:00 START
2019年2月3日(日)大阪府 京セラドーム大阪 15:00 OPEN / 17:00 START
2019年2月16日(土)愛知県 ナゴヤドーム 16:00 OPEN / 18:00 START
2019年2月17日(日)愛知県 ナゴヤドーム 15:00 OPEN / 17:00 START
2019年2月23日(土)北海道 札幌ドーム 15:30 OPEN / 18:00 START
2019年2月27日(水)東京都 東京ドーム 16:00 OPEN / 18:30 START
2019年2月28日(木)東京都 東京ドーム 16:00 OPEN / 18:30 START
2019年3月10日(日)福岡県 福岡 ヤフオク!ドーム 15:00 OPEN / 17:00 START
チケット代:全席指定 8,500円(税込)
http://www.hoshinogen.com/special/tour_popvirus/tour/#content

 

昨年12月にリリースされた5thアルバム『POP VIRUS』を引っ提げての自身初となる5大ドームツアー。チケットは全会場即日完売。

今回はセンターステージの真正面となるアリーナ席で観覧した。3時間15分、ドームという大規模な会場になっても、これまでと変わらず"星野源の音楽"で楽しませてくれたのが嬉しかった。

 

MCで、星野さんが車で会場入りしたときの話に。物販エリアの前を通った際に、並んでいる人たちを見てたらなんだか泣きそうになったという。

「えっ、まだグッズ買ってない人いるんですか!?・・・明日も買えますよ?」

彼のライブでまたこれが聞けて安心した。

 

恒例の弾き語りコーナーでは、「客席で歌ってみたかったんです」と、ナゴヤドームのスタンド席の一角に突如として星野さんが登場する場面も。

「消防法とかの関係で色々探したんだけど、ナゴヤドームはここのドアラくんの席だけOKでした!」

客席からの弾き語りも絶品だった。


センターステージでバンドメンバー達と音楽で"バトル"するコーナーも、まるでリハーサルの光景をそのまま観ているかのようで面白かった。「いつも喋り過ぎちゃうので短めにいきたい!」と意気込んではいたが・・・。

すたっちゃん*1ことSTUTSがまさか地元で、しかも野球を観に来ていたナゴヤドームの舞台に立てるとは思っていなかったという話や、前日に長岡さんがタクシーで携帯を落としたので、今日運転手の方が来てたら頼む!?的な話が飛び出した。

"それぞれの楽器がダサい感じの音を出してる"と星野さんが語る「プリン」では、長岡さんが導入で変な鳴らし方をしたので「亮ちゃん今ぼーっとしてたでしょ!?聴いたことない入りしてたよ!」と一時中断する一幕が。

石橋さんは唐突に「ハートスランプ二人ぼっち」*2を演奏し始めて、星野さんが熱唱していた。

「全然プリン始まんないじゃん!」と星野さんがツッコんでいたかと思えば、カースケ氏が不意打ちでドラムを叩き始め「ちょっと待ってちょっと待って!」と笑っちゃう感じになりまた中断(!)

とにかく自由すぎる空間が広がっていた。

 

2018年を代表する「アイデア」を含む本編終盤のナンバーで踊り明かした後、アンコールでは初となるニセ明・星野源の両名が夢の共演を果たした。ニセ明がことあるごとに「Mm~」と相槌を打つのだが、会話の途中から「Mm~」を連発しすぎてニセさんの口の動きが追い付かなくなり会場の爆笑を誘った。

SAKEROCK時代に初めて名古屋にライブをしに来たときのことにも触れていた。「公園かどっかでやったフェスみたいなやつだったんだけど、「引っ込め!」って言われたの。その時は名古屋の人怖い!って思ったけど・・・名古屋の人、優しい人ばかりじゃないですか!」

名古屋の人たちの温かさも一緒に連れていくかのように、「Hello Song」で大団円を迎えた。

 

ドームだから凄いライブをやる、ではなく、ドームだからこそいつも通りに音楽を届ける・・・脱帽です。星野源という人物の根底にある"音楽への愛"を改めて強く感じる一夜でした。

 

2019年2月16日(土)
星野源 DOME TOUR 2019『POP VIRUS』愛知・ナゴヤドーム公演1日目
セットリスト
01. 歌を歌うときは
02. Pop Virus
03. 地獄でなぜ悪い
04. Get a Feel
05. 桜の森
06. 肌
07. Pair Dancer
08. Present
09. サピエンス
10. ドラえもん
11. ばらばら
~STUTS SHOW~
12. KIDS
13. プリン
14. くせのうた
15. 化物
16. 恋
17. SUN
18. アイデア
19. Week End
20. Family Song
<アンコール>
21. 君は薔薇より美しい
22. 時よ
23. Hello Song

 

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グッズも沢山買わせていただきました。しかもそこまで長時間並ばなくてもイけるという・・・物販列の回転の速さには目を見張るものがあった。

 

 

POP VIRUS (CD+Blu-ray+特製ブックレット)(初回限定盤A)(特典なし)

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*1:メンバーの中では「すたっちゃん」がSTUTSの愛称として浸透しているらしい。

*2:最早説明不要だが、円広志による朝日放送テレビ制作の長寿バラエティ番組「探偵!ナイトスクープ」のオープニングテーマ曲である。