ORESAMA ワンダーランドへようこそ～in STUDIO COAST～ライブレポート

ORESAMAのワンマンライブ「ワンダーランドへようこそ～in STUDIO COAST～」に参加してきた。

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会場は新木場STUDIO COAST。

ORESAMAのワンマンライブとしては過去最大規模となった。ワンマンとして初めての舞台であるはずのSTUDIO COAST*1もばっちりダンスフロアに染め上げてくれた。

年明けに配信シングルとしてリリースされた「ワンダーランドへようこそ」で開幕したわけだが、これから"非現実"へと連れ去ってくれるかのような高揚感で一気に心掴まれた。会場内を輝かすミラーボールの光もORESAMAにはうってつけであった。

「Hi-Fi TRAIN」～「Trip Trip Trip」というORESAMAのマスターピースを経てからの「空想フライト」（ライブ初披露！）の流れがとても気持ち良かった。完全に宇宙旅行である。

MCでは、本会場だけで限定発売していた自身初のライブBlu-ray「WELOCOME TO WONDERLAND Vol.1」の話題に。「みんなが汗水流して稼いだお金で買ってくれてるんだよねぇ・・・」と感慨にふける（？）PONさん。先日開催したmora限定イベントでこの作品の先行上映会を行ったことにも触れ、ステージからの景色ではなく、客席から自分の歌っている姿を観るのはまた新鮮だと話していた。

そういえば、曲転換時に小島さんが"おしゃれカッティング野郎"とデカい声で呼ばれていたのも良かった。いつの間にかこの呼び名定着してきたな。

「迷子のババロア」「デジタルラブ」はライブならではのリミックスバージョンで、まさにこの瞬間だけの音像に仕上がっていたと思う。CD音源とは一味も二味も違ったライブアレンジで聴けるのもORESAMAの魅力だろう。

センターステージで高らかに歌い上げた「秘密」も沁みた。メロウで切ない一曲だが、曲の後半に向かって徐々に盛り上がっていく構成が秀逸である。

個人的には「全然気にしてないから僕のことは気にしないで」が聴けたのが嬉しかった。女が歌う男目線の歌は最高。手でくるっと「ℓ」を描くような振り付けが印象的だった。

「ホトハシル」～「銀河」～「流星ダンスフロア」の終盤3曲はこれぞORESAMAの醍醐味と言ったところ。ブチ上がり。ラストでは☆の紙吹雪が舞っていた。

アンコールの「乙女シック」はクラップの音が心地良すぎた。

改めて、ORESAMAは二人だけでなく、ベースの三浦さん、DJのモニ子、そしてアートワークのうとまる氏がいて初めてORESANAが成立するんじゃないかと感じた。そんなチーム感を大事にしているからこそ毎度素晴らしいライブが出来上がっている気がする。

あと、やっぱりレーザーや照明が映えるSTUDIO COASTはかなりORESAMAに似合うライブハウスだと思うので、またこの会場でライブやってほしい。

2019年のORESAMAは、"原点回帰"もテーマにしつつ、新しいこと、その中でも変えてはいけないことを忘れずに音楽と向き合っていくという。

4月24日にニューシングル「OPEN THE WORLDS」を発売することも本公演で発表された。今年もORESAMAの音楽に、ライブに、楽しませてもらうこと必至だ。

2/2 ワンダーランドへようこそ
～ in STUDIO COAST～

ライブ初めがこんなに幸せな空間でよいのかなあと思ってしまいます...ミナサマ本当にありがとうございました..！今年もいろんなORESAMAをお届けしていく所存です。ライブ、たのしいなあ。うた、楽しいなあ。また一緒にあそぼうね🧞‍♀️ pic.twitter.com/0YvMmPe2I0
— ぽん (@pon_oresama) February 2, 2019

2019年2月2日（土）
ORESAMA「ワンダーランドへようこそ～in STUDIO COAST～」セットリスト
01. ワンダーランドへようこそ
02. Hi-Fi TRAIN
03. Trip Trip Trip
04. 空想フライト
05. cute cute
06. 迷子のババロア -Remix-
07. デジタルラブ -Remix-
08. ワンダードライブ
09. Waiting for...
10. 秘密
11. 全然気にしてないから僕のことは気にしないで
12. ホトハシル
13. 銀河
14. 流星ダンスフロア
＜encore＞
15. 「ねぇ、神様？」
16. 乙女シック