Enjoy Music Clubの1stアルバム。
"日本一ポップなラップグループ"を掲げているだけあり、肩の力を抜いてゆるく聴ける、そしてノッてしまうグッドミュージックの数々が揃っている。敷居がそこまで高くないのは、日常の出来事をピックアップした、そんな生活感のある歌詞によるものだと思う。サウンド方面では渋谷系の影響もあるかも。
EMC流"ポップなラップ"の決定打とも言える「エンジョイクラブソング」から、とある楽曲を引っ張ってきてミックスしている「EMCトラベル」まで遊び心を感じさせるのもたまらない。
個人的には「ナイトランデヴー」が特に心地良く聴ける。
ファンキーさとダサさが混在するかのような、不思議なリズム感のせいでリピートが止まらない。都会の夜のお供にしたいナイスな一枚だ。
