約束のカタコンベ

通り過ぎた道はすでに 僕の中じゃどうでもいいこと

相棒-劇場版Ⅳ- 感想

『相棒 -劇場版IV- 首都クライシス 人質は50万人! 特命係 最後の決断』公開初日にTOHOシネマズで観て来た。

最早説明不要だが、テレビ朝日の看板刑事ドラマ『相棒』シリーズの劇場版4作目にあたる。TVシリーズは現在season15が放送中(毎週水曜21:00~)。

 

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過去の劇場版シリーズの中で比較すると最も切ない話だった。国家の在り方、そして死生観を問うような重い内容ではあったが、今の時代だからこそ突き刺さるテーマではないだろうか。説教臭くならない程度に観た人に訴えかけていたと思う。

『相棒』の醍醐味である、丁寧に伏線を張り後半にかけて着実に回収していく構成をしっかりと踏襲していたし、何より神戸や米沢と言った歴代の主要人物も登場してくれたので盛り上がった。

 

終始緊張感が続く重厚なストーリーだが、お馴染み伊丹・芹沢コンビと特命係との軽快なやり取りを始めとして、思わず笑いを誘う場面が随所に散りばめられていたので、いつもの『相棒』のように安心して観ることができた。花の里の女将さんとの粋な絡み方(?)も好き。

右京さんが全力疾走するシーンが個人的に気に入った。今作の見所の一つと言っても過言ではない。というかそこ含め今回右京さんカッコ良過ぎる。

気が付けば冠城との掛け合いも板についてきたかと思われる。それにしても冠城、短期間で格闘術強くなりすぎだろ!

残りのTVシリーズの展開をより楽しみにさせてくれる良い劇場版だった。

 

ところで、大河内監察官がとあるシリアスなシーンでひょいっと登場するのだが、そのときに隣の方から「フフッ・・・」という微かな笑い声が聞こえてきて、うっかりこちらまでニヤリとしてしまった。遂に存在するだけで面白いってレベルまで達したのか大河内監察官・・・!今回ラムネを口にしているかどうかは是非映画館で確認していただきたい。