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約束のカタコンベ

通り過ぎた道はすでに 僕の中じゃどうでもいいこと

日常は京都アニメーションの最高傑作

NHK Eテレで全国放送されたことのある、あの伝説のアニメ『日常』の"Blu-ray BOX コンプリート版"を先日買ってしまった。

 

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ジャケットはもちろん原作者・あらゐけいいち先生の描き下ろし。

本編全26話に加え、第0話も特別に収録している。ディスク5枚組。

 

2月中旬、CSのキッズステーションでちょうど『日常』を再放送していたのでさりげなく録画して観ていたのだけれど、もう最高に面白いからこの際一気見したい!と思い購入に至った。

原作は何巻か読んだことはあるが、アニメの方はEテレ*1しか観たことがなかった。そんな私にとっても、心ゆくまで「日常」の世界を堪能できるこのBlu-ray BOXはマストバイなアイテムだった。

Eテレ版では時系列がシャッフルされていたので、本来の順序で観るのもまた面白い。なのが高校に行ってゆっこ達と絡むようになるまでこんなにかかってたんだ!みたいな(そういえば、Eテレ版でちゃんみおのお姉ちゃんがなのの背中のネジを外すくだりはあったっけか)。

 

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BOX裏面には全話のサブタイトルリストが羅列されている。

ゆっこ達がエレベーターに閉じ込められるあの狂気染みた回が観たい!

頭のリボンがトレードマークの安中さんが動いているところを確認したい!

ちゃんみおの渾身の「焼きそばだよッ!」が聴きたい!

などなど、ふと『日常』が観たくなったとき、これに目を通せば粗方どこに何が収められているか思い出せるのではないだろうか。

 

キャストオーディオコメンタリーもいくつか収録されており、これもまた本編とは違った魅力があると思う。本多真梨子さん(相生祐子役)と相沢舞さん(長野原みお役)が

本多さん「あたしゲソとイカがおんなじものだって知らなくて……」

相沢さん「はっ?」

という感じの微笑ましい掛け合いをしていたり、今野宏美さん(はかせ役)と古谷静佳さん(東雲なの役)がテンション高めでトークをしていたりと、『日常』の中の人達による『日常』の解説(ないしは雑談!?)が楽しめることだろう。

 

しかし改めて観ると、ハイセンスでシュールなギャグの応酬で完膚なきまでに打ちのめされる。間の取り方が絶妙なものから怒涛のようにツッコみ続けるものまで、バラエティーに富んでいて毎度笑うことになる。キャストもシャウトする勢いで演じているし。そしてそこに京都アニメーションの職人技が惜しみなく注がれ、まさに『日常』は全身全霊捧げられたお笑いアニメになっていると思う。

 

というわけで、僭越ながら『日常』は京都アニメーションの最高傑作だと後世に語り継いでいきたい。そしてこのBlu-ray BOXをもってして、テンションの緩急の激しい『日常』ワールドに繰り返し浸りたいと思う。

ちなみに、私は特に、遊園地でちゃんみおに財布を落とされて、見つかるものの中身が抜かれており終始真顔で過ごすゆっこの回*2が狂おしいほどに好きなので参考までに。

 

 

*1:2012年1月~3月にNHK Eテレの土曜夕方枠でまさかの『日常』全国放送。全12話として再編集され、次回予告はなかった。

*2:日常の第十二話「日常の51」。