約束のカタコンベ

生活の記録

信長協奏曲 感想「そしてピースへ」

先日公開された映画「信長協奏曲」、レイトショーで観て来ました。

 

f:id:purukogidon:20160127040421j:plain

 

nobunaga-concerto-movie.com

 

本作は、2014年秋クールにフジテレビ月9枠で放送していたドラマを映画化したもの。ドラマの最終回は今回の映画に繋げるためかわざと消化不良にしていたと思うので、遂にそこからの続きを観ることができた。1年越し。

ストーリーとしては本当にドラマ最終回直後からのお話で、例の本能寺の変の前後を描いていた。冒頭では軽くおさらいのダイジェストもあった。

 

結論から言うとなかなか楽しめた。物語としてもバッチリ完結。

家臣たちとのコミカルな掛け合いは健在だったし、合戦シーンはドラマ版以上のスケール感が出ていて良かった。エンドロールへの入り方は上手かったと思う。Mr.Childrenの「足音 ~Be Strong」も力強く物語を彩る楽曲だと改めて感じた。

 

何と言っても、信長・光秀という小栗旬一人二役演技が圧巻で、IFな時代劇に説得力を持たせていた。そして秀吉役の山田孝之のダークな演技も流石だった。

後半はサブローと帰蝶(柴咲コウ)の夫婦愛を感じるやり取りなど、目頭が熱くなるシーンが多かった。

反戦的なメッセージも含まれていたかな。今の世の中があるのも、先人達が命懸けで歴史を築いてきたからだなと。ポスターにもピースってあるし。

 

それにしても、個人的には濱田岳演じる徳川家康のキャラがツボだったな。どんだけ女好きなんだよ!