1月10日の日曜日、映画「ガラスの花と壊す世界」観て来ました。
上映後に舞台挨拶のある回を観るため、109シネマズ川崎まで足を運んだわけです。
さて、早速ですが本編を観た感想と舞台挨拶の模様を簡単に綴っていきます。
本編レビュー
観終わった感想として、やや複雑で難解な内容ではあったと思う。
パソコンのアンチウイルスソフト的なお話が展開されているってことは分かるんだけど、如何せん横文字の応酬が続くのでそういうIT方面の知識がある程度ないと置いてきぼりを食らうんだろうな、という感じ。
そんな、アンチウイルスソフトもといデフォルメされたキャラクターはどれも可愛らしく流石だと思った。ウイルスとのバトルシーンのCGも実に美麗だったし。ただ、キャラクターの人間臭さっぷりが中途半端になっているというか、何かこうキャラ立ちが分かりづらい節もあった気がする。
ラストも特段驚くようなものではないので(話の流れをしっかり追っておくとまあ読める)、全体的に物足りなかった。
一つひとつのカットに趣向を凝らしたり、何度か観ることで気付くことができるようなものを仕掛けたりと、そういう画的な部分に傾倒しているためか全体の構成がちぐはぐになっていた印象を受けた。
というわけで、確かに映像に力は入っていたけれど・・・というところで言葉が詰まっちゃうような、そんな評価を僕はしたいと思います。惜しかった。
公開記念舞台挨拶ミニレポート
【実施日】2016年1月10日(日)神奈川
【実施劇場】109シネマズ川崎
【実施時間】18:30の回終了後
【登壇者】花守ゆみり、種田梨沙、石浜真史監督
今回は上映後の舞台挨拶ということで、主に物語の核心に迫るトークが展開された。あのシーンはどういう意図で描かれたのか、ラストの解釈についてなど具体的な部分が監督の口から語られた。
作中を通しての一つの演出として、バージョンアップするに従ってキャラクターの衣装の露出度が上がっているとか。なるほど。
花守さんと種田さんは上海のイベントでのオーディエンスの盛り上がりが尋常じゃなかったという話をしていた。だから日本の皆さんももっと盛り上がりましょう!と会場のテンションが急に上がる場面も。
種田さん「チンジャオロース!」
来場者「うおーーー!!!」
なお、花守さんと石浜監督も同じくだりを…それぞれが中華料理の名前を叫ぶだけで即座に会場が沸き上がるという異様な(?)空間が広がっていた。
最後、石浜監督からのコメントで舞台挨拶は終了。
ところで「ガラスの花と壊す世界」、略称は「ガラこわ」らしい。
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