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約束のカタコンベ

春一番よりもセンセーション

SPECをSPECたらしめるもの

テレビ/ドラマ

シルバーウィーク最終日、TBSでSPEC祭と題して「劇場版 SPEC~結~」の漸ノ篇・爻ノ篇を一つにして4時間一挙放送していた。両方とも劇場で観たけど、今回の放送は一応録画。でも結局ラスト1時間くらいオンタイムで観てしまった。

 

一昨年劇場で、そして今回(途中からだけど)テレビで「SPEC~結~」を観て率直に思ったことを書き留めておく。

 

・・・やっぱり、TVシリーズの方が断然面白い。

 

SPECとして大団円を迎えたことを納得するにしても、ミステリードラマとしての面白さで言えば全10話のTVシリーズ、加えてスペシャル版の翔には到底及ばない内容になっていると思う(零もまあまあ面白かった)。

 

SPECの魅力って、超能力という非現実的な設定の中で目まぐるしく展開する物語、小気味よく織り交ぜてくる小ネタ、印象的なキャラクター、熱い台詞の掛け合いや演出、色々あるけれど、劇場版ではそのどれもが空回りしてしまった気がする。結局、ドラマから映画という流れを汲んだ結果スケール感だけが大きくなってしまったイメージを拭えない。

 

要するに、一映画として(二部作になったことを抜きにしても)どうなんだろうという話。

 

ただ、明らかに賛否が分かれることは承知の上で作ったとは思うし、むしろそれが狙いなのかも。何にせよラストだけあって、スタッフからの愛情は熱いほど伝わってくる。でも、僕はテレビドラマのときのあの低予算の中でいかに視聴者を惹きつけるか?というアプローチの方が好きなんだなと改めて。

 

ところで、さっきからSPEC、SPEC連呼しているが、ドラマの正式名称は「SPEC~警視庁公安部公安第五課 未詳事件特別対策係事件簿~」なのでお忘れなきよう。