約束のカタコンベ

生活の記録

星野源の復活アアアア了!~NHKホールで甦る~

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昨日、NHKホールにて開催された『星野源の復活アアアア了!』に行ってきた。

全国ツアー『星野源の復活アアアアア!』の最終日ということもあり、完全復活を遂げるに相応しいライブになったと思う。


2月の武道館公演以来の参加だったが、不思議と今回も間違いなく楽しいライブになるだろうという安心感が終始あった。

聴く人にそっと寄り添うような優しい曲から、チクリと胸痛むようなトゲのある曲まで、様々な表情を見せてくれた。

開幕の「化物」から、躍動感に溢れていたことは言うまでもない。

 

さて、今回のライブで特筆したいのが、ズバリ"グルーヴ感"である。

「夢の外へ」で、各々が好きなように手拍子をしたり、踊ったりしている姿を見て、この連帯感は何だ!?と目を見張った。

オーディエンスの心を魅了していく彼のステージは煌々と輝いて見えた。僕もノリノリだった。

そして、歌に留まらず、星野源ならではのギミックも満載だった。

まずは、唐突に流れ出した、二級建築士(実話!)であるベースの伊賀航氏がその手腕を発揮する例のビフォーアフターの映像(そう、例の有名な番組)。なんと巧妙な悪ふざけか。大いに笑わせてもらった。というか、前後編に分けるなんて超大作か!

会場に衝撃を与えたのが、情熱大陸

と言っても、自身が以前出演した情熱大陸とは一味違う、ある意味"裏の情熱大陸"である。

アダルトビデオを手に取りながら"AV論"を熱弁するその姿は、どこかクレイジーだけどパッションがあった(情熱大陸だけに)。

ライブ本編でこんな熱い映像を見せつけてくるミュージシャンは、後にも先にも星野源だけだと思う!

 

アンコールでは、布施明(のマネ)からの「地獄でなぜ悪い」からのマイケル・ジャクソン(のマネ)からの新曲「桜の森」披露。凄まじい展開だった。

6月にシングル化が決定した「桜の森」を一足先に聴けるとはなんと贅沢なことか。

クラップ冴えわたるダンスナンバー。CD発売が待ち遠しい。


語りつくせぬほどの楽しさや面白さが凝縮されていたNHKホール公演。

甦った男、星野源の姿はまさに"フェニックス"そのものだった。

素晴らしいライブを堪能できて、本当に幸せである。

エンタテイナーな彼の今後には目が離せない!星野源最高!ありがとう!

 

2014年4月9日『星野源の復活アアアア了!』セットリスト

01. 化物
02. ギャグ
03. 透明少女
04. 電波塔
05. ワークソング
06. レコードノイズ
07. 知らない
08. フィルム
09. ばらばら
10. ステップ
11. 湯気
12. 生まれ変わり
13. くせのうた
14. スカート
15. くだらないの中に
16. 夢の外へ
17. ある車掌
<encore>
18. 君は薔薇より美しい
19. 地獄でなぜ悪い
20. 桜の森